アフリカン・ランプアイ
Poropanchax melanotus

特徴と行動
最大の特徴は、**青白く光る目(ランプアイ)**で、光が当たるとキラッと輝く。体色は半透明~銀白色で、控えめながら群泳すると美しい。性格は温和で、群れで泳ぐ傾向が強い。オスはヒレの先端がわずかに伸び、メスよりもやや小柄。遊泳層は中層~上層。
生息地
分布:西アフリカ(ナイジェリア、カメルーン、ガーナなど)
環境:緩やかな流れのある淡水河川、池、沼地など。植生が豊富で日陰が多い。
適正飼育数
6匹以上(群泳性あり)
好む餌

微細なフレークフードや極小粒ペレット
ブラインシュリンプ(生/冷凍)
赤虫・イトメ(細かくカットされたもの)
プランクトン系の生餌や冷凍餌も好む
【行動】
平和的で他魚との混泳に最適
群れで行動すると安心し、美しい発色を見せる
水草や陰のある場所を好み、明るすぎると落ち着かないことも
ジャンプ癖があるためフタは必須
【特別なケア】
光の加減で「ランプアイ」が際立つため、照明と背景のコントラストが重要
水草の多いレイアウトと落ち着いた照明が理想
弱酸性〜中性の軟水環境で最も健康に育つ
水流は弱めが理想(スポンジフィルターなど)
【他の魚との相性】
ネオンテトラ、エンバー、ラスボラ、ピグミーコリドラス、エビ類などとの混泳が可能
大型魚・肉食魚との混泳は避けるべき
ブリーディングセットアップ
ブリーディングタンク: アフリカン・ランプアイの繁殖には、最低でも10ガロン(約38リットル)の水槽が推奨されます。水槽には水草や隠れ場所(小さな岩やシェル)を提供し、リラックスできる環境を作ります。水質パラメーター: 水は中性〜弱アルカリ性(pH 7.0-7.5)、硬度は5-12 dGHが理想的です。フィルター: 水流が強すぎないように、穏やかなスポンジフィルターを使用します。アフリカン・ランプアイは静かな水流を好むため、穏やかな水流を保つことが重要です。底砂: 細かい砂や小石を使用し、卵が底に付着できるようにします。温度: 水温は24-28°C(75-82°F)の範囲で維持します。照明: 明るい照明を使用し、昼と夜のサイクルを12時間ずつ保つことが重要です。
繁殖準備
食事: アフリカン・ランプアイには生きたエサや冷凍エサ(ブラインシュリンプや赤虫)、高品質なフレークフードを与えます。栄養価の高い餌を与えることで、健康的な状態を保ち、繁殖準備を整えます。
水換え: 水質を安定させるために、定期的に水換えを行い、水温やpHの急激な変化を避けることが重要です。
スポーニング
繁殖時間: アフリカン・ランプアイは通常、温暖な水温(24-28°C)で繁殖が活発になります。繁殖期には、オスがメスを引き寄せ、求愛行動を行います。通常、朝方に産卵が行われます。
卵の数: メスは1回の産卵で30〜100個の卵を産むことがあり、卵は水草や底に産みつけられます。
親の管理: 産卵後、親を取り除くことが推奨されます。親が卵を食べることがあるため、卵を守るために親を別タンクに移すことが望ましいです。
稚魚の世話
孵化: 卵は約24〜48時間で孵化します。
餌: 稚魚にはインフューソリアや微細なブラインシュリンプを与えることができます。
水質管理: 稚魚が健康に成長するためには、清潔な水質を保つことが必要です。水換えを定期的に行い、安定した水質を保ちましょう。
重要な考慮点
年齢: アフリカン・ランプアイは通常、6ヶ月以上で繁殖が可能です。
性別の判別: オスは細長く、鮮やかな色を持ち、繁殖期にはさらに色が鮮やかになります。メスは丸みを帯び、腹部が膨らんで見えることがあります。
ストレス管理: アフリカン・ランプアイは群れで生活するため、過度なストレスを避け、群れを維持することが繁殖成功のカギとなります。