テトラ・エレクトリックグリーン

 Hyphessobrycon sp.

特徴と行動

外見:蛍光グリーンに輝くボディ。これは遺伝子組み換えにより蛍光タンパク質を組み込まれた品種で、UV光や青系ライト下で非常に鮮やかに発色する。

行動:群れで行動する温和な性格。泳ぎは活発で、水槽内を中層〜上層でよく泳ぐ。

 

生息地

自然分布:原種は南米(パラグアイ、アルゼンチン、ボリビア)に生息

環境:グロー加工個体は人工繁殖のみ。自然界には存在しない。

 

適正な飼育個体数

5匹以上(単独だとストレスがかかる)

好む餌

フレークフード、グロウライト用着色強化フード

小型冷凍餌(ブラインシュリンプ、ミジンコ)

生餌より人工飼料を好む傾向もある

 

【行動】
平和的:同種・異種問わず温和

群泳性:複数飼育で安心し活発になる

夜間は休息、昼間に活動的

【特別なケア】
青・UV系LEDライトで美しい発色

急な水質変化や高水温に弱い

装飾の多い環境(流木、水草)が好ましい

定期的な水換え(25~30%/週)で健康維持

 

【他の魚との相性】
混泳可:ラスボラ、グッピー、コリドラス、他のグロー系テトラ(Electric Pink, Orangeなど)

混泳注意:フィンを噛む性格の魚(例:スマトラ)とは避ける

繁殖セットアップ

テトラ・エレクトリック・グリーンの繁殖には、最低でも10ガロン(約38リットル)のタンクが推奨されます。タンク内には水草やシェルターを配置し、魚が隠れられる場所を提供します。特に繁殖期にはメスがリラックスして産卵できるように環境を整えます。水は柔らかく、硬度は1-6 dGH、pHは5.5-7.0が理想的です。水温は24-28°C (75-82°F)が最適です。穏やかな水流を提供するために、スポンジフィルターを使用することが推奨されます。過度な水流はストレスを与える可能性があるため、穏やかな流れを保ちます。底砂には細かい砂や小石を使用します。水草や小さな岩を配置し、隠れ場所や繁殖に適した環境を提供します。水温は24-28°C (75-82°F)に設定します。明るい照明を使用して水草の育成を促進します。強い直射日光は避け、適度な明るさに調整します。

 

繁殖準備

高品質のフレークやペレット、ライブ餌(ブラインシュリンプやミジンコなど)を与えて健康状態を維持します。繁殖期には特に高タンパク質の餌を与えることが重要です。水質を安定させるために定期的に水換えを行い、清潔な環境を保ちます。繁殖前には水換えを行い、水質を最適に保つことが推奨されます。

 

産卵

テトラ・エレクトリック・グリーンは、水温と水質が整うと繁殖を開始します。オスは鮮やかな色を出し、メスに対して求愛行動を行います。オスはメスを巣に誘い、メスが産卵を行います。メスは数十個の卵を産み、水草や岩の隙間に産み付けられます。オスは卵を受精させ、その後卵を守ります。親魚は卵を食べることがあるため、産卵後は親魚を取り出すことが推奨されます。卵が安全に孵化するためには、親魚から保護することが重要です。

 

稚魚の世話

卵は約24-48時間で孵化します。孵化した稚魚は非常に小さく、最初はインフゾリアや非常に細かい餌を与える必要があります。稚魚にはインフゾリアや非常に細かいブラインシュリンプを与えます。稚魚が成長してきたら、小さな冷凍餌やドワーフクレクレを与えることができます。稚魚用タンクでは水質を清潔に保ち、酸素供給を十分に行います。水質が悪化すると稚魚が死んでしまうことがあるため、特に注意が必要です。

 

重要な考慮事項

テトラ・エレクトリック・グリーンは通常、4~6ヶ月で繁殖が可能です。オスはメスよりも小さく、体が細長く、鮮やかな色を持っています。メスは比較的大きく、体色がオスほど鮮やかではなく、丸みを帯びた体型をしています。テトラはストレスに敏感で、過密飼育や急激な環境の変化が繁殖に悪影響を与えることがあります。安定した環境と適切な水質が繁殖を促進するため、非常に重要です。

Shopping Cart 0

No products in the cart.