バンブルビー・ゴビー
Brachygobius xanthozona

特徴と行動
黄色と黒の縞模様がミツバチのようで非常に人気の小型ハゼ。
小さくて丸い体、動きは控えめで底層付近を中心に活動。
雄は発情期に体色が濃くなり、やや攻撃的になる。
汽水を好む種が多いが、種類により淡水飼育も可能。
生息地
東南アジア(インドネシア、タイ、ベトナムなど)
河口・干潟などの汽水域、淡水域にも進出することがある
適正飼育数
3~5匹以上(軽い群れ飼育が可能)
好む餌

生餌:ブラインシュリンプ、赤虫、ミジンコなど
冷凍餌:冷凍赤虫・冷凍ブラインなど
人工餌:餌付きにくいため、活餌や冷凍餌が基本
※人工餌に慣らすには時間と工夫が必要
【行動】
温和な性格だが、オス同士の小競り合いはある
底層を歩くように泳ぎ、ライブサンドや隠れ家周辺でじっとする
活動はやや控えめで、テリトリー意識がある場合も
【特別なケア】
汽水の維持が最重要ポイント → 人工海水の添加で比重管理
小さくて餌にうるさいため、ブラインシュリンプ常備が理想
シェルターや流木・岩陰などの隠れ家を複数設置すると安心
フィルターは弱めが理想(スポンジフィルターなど)
【他の魚との相性】
相性良好:オトシンクルス、グッピー(汽水対応)、一部の温和な小型魚
注意:ベタ、タイガーバルブ、小型エビなどとの混泳は避けた方が無難
同種間でもオスの縄張り争いに注意(隠れ家で緩和可)
ブリーディングセッティング
別のブリーディングタンク: バンブルビィゴビーの繁殖には、最低でも10ガロン(約38リットル)のタンクが推奨されます。水質パラメーター: 水は柔らかく、中程度の硬度(5-10 dGH)、pH6.5-7.5が理想的です。ろ過: 穏やかなろ過を使用し、強い水流を避けるため、スポンジフィルターを使用するのが適しています。底砂: 底には細かい砂を使用し、水草や小さな隠れ家を配置して繁殖に適した環境を提供します。水温: 24-28°C(75-82°F)の水温が理想的です。照明: 明るい照明を提供しますが、ゴビーは隠れる場所が好きなため、水槽内に隠れ家を作ることが重要です。
繁殖のためのコンディショニング
食事: 高品質のライブ餌や冷凍餌(特にブラインシュリンプや赤虫)を与え、健康的な状態を保ちます。
水替え: 定期的に水替えを行い、水質を清潔で安定させます。繁殖に向けて水質を安定させることが重要です。
繁殖
繁殖: バンブルビィゴビーは巣を作り、オスがメスにアピールします。オスは鮮やかな色を持ち、メスを引き寄せるために求愛行動を行います。
卵: メスは水草や石に卵を産みつけます。1回の繁殖で約50〜100個の卵を産むことがあります。
親の移動: 親が卵を食べることがあるため、繁殖後に親魚を移動させることが推奨されます。
稚魚のケア
孵化: 卵は約2〜3日で孵化します。
食事: 稚魚にはインフューゾリアや非常に小さな餌(ブラインシュリンプ)を与えます。
水質: 稚魚のタンクでは清潔で安定した水質を維持することが非常に重要です。水質が悪化すると、稚魚が死亡する原因となります。
重要な考慮事項
年齢: バンブルビィゴビーは通常、6ヶ月以上で繁殖が可能です。
性別の見分け方: オスは鮮やかな色を持ち、体がやや細長いです。メスは比較的大きく、腹部が膨らみ、繁殖期に卵を抱えることがあります。
ストレス: ゴビーは非常にデリケートな魚なので、過度のストレスを与えないようにし、安定した環境を提供することが重要です。