ゴールデンバーブ
Puntius semifasciolatus

特徴と行動
全身が鮮やかな金色~黄緑色に光る人気の改良品種。
小型で丈夫な性質を持ち、初心者向けとしても広く流通。
群れで泳ぐと光沢が美しく、水草水槽やコミュニティ水槽にも映える。
性格は活発で、時にややヒレをつつく傾向がある。
生息地
原種は中国南部・ベトナム・タイなどの緩やかな河川に生息
改良品種のため、自然界には存在しない
適正飼育数
6匹以上の群れ飼育が理想
好む餌

フレーク、小粒ペレット
冷凍赤虫、ブラインシュリンプ、ミジンコなど
草食傾向もあるため、植物性成分入りの餌も好む
【行動】
非常に活発でよく泳ぎ回る
軽く他魚のヒレをつつく傾向があるため、ヒレの長い魚との混泳は注意
群れで泳がせると攻撃性が分散されて安定しやすい
【特別なケア】
明るい照明と黒系の底砂で、体色の金色がより引き立つ
遊泳スペースと隠れ場所(水草や流木)をバランスよく配置
水換えは週1回、25~30%が目安
【他の魚との相性】
○:ネオンテトラ、ラスボラ、コリドラス、プレコ、オトシンクルス
△:グッピー、ベタなどヒレの長い魚(つつかれる可能性あり)
×:小型シュリンプ(稚エビは食べられることがある)
繁殖セットアップ
ゴールデン・バーブの繁殖には、最低でも20ガロン(約75リットル)のタンクが推奨されます。タンク内には隠れ場所や水草を配置し、魚が安心して繁殖できる環境を作ります。水は柔らかく、中程度の硬度(6-12 dGH)、pHは6.5-7.5が理想的です。水温は24-28°C (75-82°F)が最適です。水流が強すぎないようにスポンジフィルターを使用することが推奨されます。水質を清潔に保ちつつ、水流を穏やかに保つことが重要です。細かい砂や小石を底砂として使用し、隠れ場所として岩や水草を配置します。ゴールデン・バーブは活発に泳ぎ回るため、広いスペースが必要です。水温は24-28°C (75-82°F)に設定します。明るい照明を使用して水草の育成を促進します。強い直射日光を避け、適度な明るさに調整します。
繁殖準備
高品質のフレークやペレット、ライブ餌(ブラインシュリンプ、インフゾリアなど)を与えて、健康状態を維持します。繁殖前には特に高タンパク質の餌を与えることが重要です。水質を安定させるために定期的に水換えを行い、清潔な環境を保ちます。繁殖前には水換えを行い、水質を最適に保つことが推奨されます。
産卵
ゴールデン・バーブは通常、朝に産卵します。水温や水質が安定していると繁殖が促進されます。メスは約50-100個の卵を産むことがあり、卵は水草や岩の隙間に産み付けられます。オスは卵を受精させ、その後、卵は孵化します。産卵後、親魚が卵を食べることがあるため、親魚を取り出すことが推奨されます。
稚魚の世話
卵は約24-48時間で孵化します。孵化した稚魚は非常に小さく、最初はインフゾリアや非常に細かい餌を与える必要があります。稚魚にはインフゾリアや非常に細かいブラインシュリンプを与えます。稚魚が成長してきたら、少しずつ他の餌を与えていきます。稚魚用タンクでは水質を清潔に保ち、酸素供給を十分に行います。水質が悪化すると稚魚が死んでしまうことがあるため、注意が必要です。
重要な考慮事項
年齢 (Age):
ゴールデン・バーブは通常、6ヶ月で繁殖が可能です。
性別 (Sexing):
オスは鮮やかな金色に近い色合いをしており、メスはより丸みを帯び、体がやや大きく膨らんでいるのが特徴です。
ストレス (Stress):
ゴールデン・バーブはストレスに敏感で、過密飼育や急激な環境の変化を避け、安定した環境で飼育することが非常に重要です。