ブルーダイヤモンドグッピー
Poecilia reticulata

特徴と行動
外見:全身が濃いメタリックブルーに染まり、尾びれは大きく扇形に広がる。特にオスの尾の輝きが魅力
行動:とても活発で泳ぎ回るが、温和な性格
繁殖力:極めて高く、ペアで飼うと数週間で稚魚が生まれることも
生息地
原種は南アメリカ(トリニダード・ブラジル・ベネズエラなど)の河川
ブルーダイヤモンドは観賞用に改良された品種
適正な飼育個体数
1ペア~(オス1匹に対しメス2匹の比率が理想)
好む餌

人工フレーク・顆粒フード(栄養バランスが良い)
ブラインシュリンプやミジンコ(繁殖・発色向上に効果)
冷凍赤虫やグッピー専用フード
【行動】
性格:平和的。混泳向き
繁殖:胎生(卵ではなく稚魚を産む)。水草や隠れ家があれば自然繁殖も可能
群れ行動:オス同士での小競り合いはあるが、ほとんど問題なし
【特別なケア】
定期的な水換え(週1回・20~30%)で水質維持
フィルター付きの水槽推奨(酸素供給と汚れ除去)
過密飼育を避ける(尾びれの傷防止)
稚魚保護のために浮草や産卵箱の設置も有効
【他の魚との相性】
相性が良い魚:ネオンテトラ、ラスボラ、コリドラス、小型プレコなど
避けるべき魚:フィンバイター(尾をかじる魚:タイガーバルブ、ベタなど)
繁殖セットアップ
分けた繁殖タンク: Guppy Blue Diamond の繁殖には、5〜10ガロンのタンクが適しています。少人数で繁殖を始める場合でも、十分なスペースを確保することが重要です。水質パラメータ: 水は中硬度で、pHは7.0〜7.5、温度は24〜28°C(75〜82°F)が理想です。水質が安定していると繁殖が促進されます。ろ過: 軽いろ過システムが推奨されます。水流が強すぎると稚魚や親魚が流される可能性があるため、スポンジフィルターを使用するのが最適です。底材: ソフトな砂や細かい石を底に敷き、適切な隠れ場所を作るために水草を配置します。繁殖後、稚魚が隠れる場所が必要です。照明: 明るい照明が好ましいですが、直射日光や過度な強い光を避けるようにしましょう。昼夜のサイクルを安定させることが重要です。
繁殖のための条件付け
餌: 高品質なフレークフードや冷凍赤虫、ブラインシュリンプなどを与え、栄養状態を良好に保ちます。カラーフードを与えると、色鮮やかな発色が促進されます。
水替え: 水質を保つために、週に1回〜2回の水替えが推奨されます。特に繁殖前は水質を安定させることが大切です。
繁殖
繁殖時期: Guppy Blue Diamond は一年中繁殖可能ですが、温度が高め(24〜28°C)だと繁殖が活発になります。特に朝や夕方に繁殖行動が見られることが多いです。
卵の数: メスは1回の繁殖で30〜50匹の稚魚を産むことがあります。グッピーは卵胎生なので、卵は母体内で孵化し、稚魚が生まれます。
親の隔離: メスが産んだ稚魚が他の魚に食べられることを避けるため、親魚を隔離することが推奨されます。産卵後は親を別のタンクに移すと良いでしょう。
稚魚のケア
孵化: メスは1〜2週間で稚魚を生みます。水温が高いほど早く孵化します。稚魚は最初に非常に小さく、浮遊しているインフューゾリアを食べます。
餌: 稚魚には非常に小さな餌(インフューゾリアや細かいブラインシュリンプ)を与えます。稚魚が成長したら、少し大きめの餌を与えます。
水質: 稚魚が成長するためには、清潔で安定した水質を保つことが不可欠です。水温やpHが安定していると、稚魚の成長が促進されます。
重要な考慮事項
年齢: Guppy Blue Diamond は通常3ヶ月〜6ヶ月で繁殖可能になります。健康で成長した個体が繁殖に適しています。
性別の見分け方: オスは小さく、鮮やかな色を持ち、尾鰭が広がっています。メスはオスよりも大きく、色合いは控えめです。メスの腹部が膨らんでいる場合は、抱卵していることを示しています。
ストレス: ストレスは繁殖に悪影響を与えることがあるため、過度な水温の変化や水質の変動を避け、安定した環境を提供することが非常に重要です。