レインボーフィッシュ
Melanotaenia spp.

特徴と行動
名前通り、体色が虹のように変化し光沢があるのが特徴。
オスは発情期にヒレを広げ、体色がさらに鮮やかになる。
多くの種が群泳性・温和で、活発に泳ぎ回る性質を持つ。
体高が出てくると存在感があり、水草レイアウトとも調和しやすい。
生息地
オーストラリア北部、パプアニューギニア、インドネシアの湖沼や河川
弱アルカリ性〜中性の透明度の高い水域
適正飼育数
6匹以上の群れ飼育が推奨(単独飼育でストレス大)
好む餌

フレーク・ペレット(色揚げ・高タンパク)
冷凍赤虫、ブラインシュリンプ、ミジンコなど
雑食性で餌付きも良く、初心者にも扱いやすい
【行動】
中層~上層を活発に泳ぎ、仲間と群れる行動が目立つ
オス同士のディスプレイが見られるが、ケンカにはなりにくい
水草が多くても泳ぎのスペースを確保することが重要
【特別なケア】
横に長い水槽を好む → 泳ぎ回れるスペースが必要
色揚げには高品質な餌と照明環境、水質の安定がカギ
水質悪化にやや敏感 → 定期的な換水(週1で30%程度)
小型種(例:ネオン・ブルーアイなど)は強すぎる水流に注意
【他の魚との相性】
非常に良好:ラスボラ、コリドラス、エビ、小型グラミーなど温和な魚種
NG:ベタや大型の攻撃的な魚(フィンバイティング・混泳事故の可能性あり)
ブリーディングセッティング
別のブリーディングタンク: レインボーフィッシュの繁殖には、最低でも30ガロン(約114リットル)のタンクが推奨されます。水質パラメーター: 水は中程度の硬度(5-15 dGH)、pH6.5-7.5が理想的です。ろ過: 穏やかなろ過が必要です。スポンジフィルターや軽い外部フィルターを使用して、強い水流を避けます。底砂: 底には細かい砂や小石を使用し、水草や隠れ家を配置して繁殖に適した環境を提供します。水温: 24-28°C(75-82°F)の水温が理想的です。照明: 明るい照明を好みますが、繁殖時には少し暗めの環境を作ると効果的です。
繁殖のためのコンディショニング
食事: 高品質のライブ餌や冷凍餌(特にブラインシュリンプや赤虫)を与え、健康な状態を保ちます。
水替え: 定期的に水替えを行い、水質を清潔で安定させます。特に繁殖前には水質を安定させることが重要です。
繁殖
繁殖: レインボーフィッシュは通常、繁殖期にオスがメスに鮮やかな色でアピールし、求愛行動を行います。
卵: メスは水草や隠れ家に卵を産みつけます。1回の繁殖で最大200個以上の卵を産むことがあります。
親の移動: 親魚が卵を食べることがあるため、繁殖後に親魚を取り除くことが推奨されます。
稚魚のケア
孵化: 卵は24-48時間で孵化します。
食事: 稚魚にはインフューゾリアや微細な餌(ブラインシュリンプ)を与えます。
水質: 稚魚のタンクでは清潔で安定した水質を維持することが非常に重要です。水質が悪化すると、稚魚が死亡する原因となります。
重要な考慮事項
年齢: レインボーフィッシュは通常、6ヶ月以上で繁殖が可能です。
性別の見分け方: オスは繁殖期に色鮮やかな体色を持ち、メスよりも小柄です。メスは比較的大きく、繁殖期には腹部が膨らむことがあります。
ストレス: 魚に過度のストレスを与えないようにし、安定した環境で繁殖を促進します。