レッド・ネオン・ブルーアイ

Pseudomugil luminatus

特徴と行動

体は赤橙色に輝き、目は文字通り青く発光するような鮮やかさがある小型の美魚。

オスはヒレが大きく広がり、求愛時に派手なディスプレイ行動を見せる。

非常に小さく繊細ながらも、活発で群れを成して泳ぐ習性がある。

観賞性が高く、水草レイアウト水槽に最適なマイクロフィッシュ。

 

生息地

パプアニューギニア周辺(人工改良種ともされる)

小川や湿地の透明度が高い弱酸性の水域

 

適正飼育数

 6匹以上(群泳性があり、数が多いほど安心)

好む餌

極小粒のフレーク、粉末ペレット

冷凍ベビーブライン、赤虫(細かくカット)

生餌(インフゾリア、ブラインシュリンプ)も◎

※小さい口に入るサイズで与えること

 

【行動】
中層~上層を活発に群れで泳ぐ

オスはヒレを広げて鮮やかなディスプレイを行う

温和で、他の小型魚とも非常に相性が良い

【特別なケア】
強い水流は避ける(泳ぎが苦手)

水質悪化に敏感 → 小まめな換水(週2回20%)推奨

繁殖時は産卵モップまたは細葉の水草が有効

飛び出しに注意 → フタは必須

高品質な照明下で色が美しく見える

【他の魚との相性】
非常に良好:ラスボラ・テトラ・ピグミーコリドラス・エビ類など

NG:グラミーやベタ、大型魚(追われたり捕食されやすい)

ブリーディングセッティング

別のブリーディングタンク: レッドネオンブルーアイの繁殖には、最低でも10ガロン(約38リットル)のタンクが推奨されます。水質パラメーター: 水は非常に柔らかく、硬度1-5dGH、pH6.0-7.5が理想的です。ろ過: 穏やかなろ過が必要です。スポンジフィルターや軽い外部フィルターを使用し、強い水流を避けます。底砂: 底には細かい砂や小石を使用し、水草や隠れ家を配置して繁殖に適した環境を提供します。水温: 24-28°C(75-82°F)の水温が理想的です。照明: 明るい照明を好みますが、繁殖時には少し暗めの環境を作ると効果的です。

 

繁殖のためのコンディショニング

食事: 高品質のライブ餌や冷凍餌(特にブラインシュリンプや赤虫)を与え、健康な状態を保ちます。

水替え: 定期的に水替えを行い、水質を清潔で安定させます。繁殖前に水質を安定させることが非常に重要です。

 

繁殖

繁殖: レッドネオンブルーアイは通常、早朝に繁殖を始めます。オスは鮮やかな色でメスにアピールし、繁殖行動を示します。

卵: メスは水草や隠れ家に卵を産みつけます。1回の繁殖で約20-50個の卵を産むことがあります。

親の移動: 親魚が卵を食べないことがあるため、繁殖後に親魚を取り除くことが推奨されます。

 

稚魚のケア

孵化: 卵は24-36時間で孵化します。

食事: 稚魚にはインフューゾリアや微細な餌(ブラインシュリンプ)を与えます。

水質: 稚魚のタンクでは清潔で安定した水質を維持することが非常に重要です。水質が悪化すると、稚魚が死亡する原因となります。

 

重要な考慮事項

年齢: レッドネオンブルーアイは通常、6ヶ月以上で繁殖が可能です。

性別の見分け方: オスは鮮やかな青色と赤色を持ち、メスより小さく、細長い体型をしています。メスは比較的太めで、繁殖期には腹部が膨らむことがあります。

ストレス: 魚に過度のストレスを与えないようにし、安定した環境で繁殖を促進します。

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